美容外科
お顔のシワ・たるみ
額のシワ取り(内視鏡下前額除皺術)
内視鏡下前額除皺術とは
額のシワ取り手術は従来、頭皮内を切開し頭皮を切除する方法が行われていました。その後、内視鏡下手術の出現により、頭皮内の小切開より額のシワ取り手術が可能になり、傷の目立たない良好な結果を得られるようになりました。現在は、ボトックス注射によるお顔のシワ取りが有名です。
クリニカ市ヶ谷の内視鏡下前額除皺術
内視鏡下前額除皺術の概念は、前頭部から頭頂部における頭皮を広範に骨から剥離し、あたかも帽子を後方にずらすかのように頭皮を移動し固定する方法です。
- 生え際より1cmほど後方の頭皮内に、3~5ヶ所の小切開を行います。
- 額から頭頂部にかけて、頭蓋骨の上で皮膚を広く剥離します。
- 眉毛の下の部分には、三叉神経という重要な神経がありますので、これを内視鏡下に確認し、損傷しない様にします。
- 眉毛の位置を持ち上げるか、そのままにするかによって、骨膜の処理を変えます。
- 十分な剥離が終了したら、頭皮をあたかも帽子を後方にずらすかのように、引っ張り上げ、アンカーシステムというものを使って、そのずらした位置で頭皮を頭蓋骨に固定します。
これで、額のしわを取ることができます。症例に応じて同時に、眉間のシワを生じさせる皺眉筋や鼻根筋といったものを切除することもあります。
施術の流れ
カウンセリング | 加齢に伴うサインの出方や形、希望を考慮しながら患者さまに必要な手術をアドバイスいたします。 |
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麻酔 | 全身麻酔下でおこないます。 |
施術 | 手術後は、24時間ほどドレーンといって血液が溜まらないようにするための管を入れておきますので、2~3日の入院が必要です。 |
注意事項
- 洗髪は、術後2日目から可能です。
- 術後、1週間目に抜糸を行います。
- 多少目が腫れますが、通常1週間ほどで回復します。