美容外科
バストのお悩み
乳房増大術
乳房増大術とは
美容外科の中で最も要望の多い手術の一つです。多くは小さな乳房を大きくしハリをもたせます。子供を出産した後などに生ずる乳房の量的減少を修正するためにも用いられます。
これら乳房増大手術は、要求されている量がかなり巨大なこともあって、他の身体組織を利用して十分な増大が現実的に図れないこともあり、シリコン製のバッグに入った乳房のプロテーゼを利用する機会が多くなります。ただし、あくまでもシリコンバッグプロテーゼは“異物”ですから、よく医師の説明を聞いて納得したうえでこの手術は受けて下さい。
- このような方に
おすすめ - バストを大きくしたい
- 他院で脂肪注入をしたがシコリが残った
- 自然に美しくバストアップしたい
クリニカ市ヶ谷の乳房増大術
未発達な乳房、もしくは出産後に小さくなったお悩みも、安全性と仕上がりの美しさにこだわった手術で解消します。 当院では安全性が確立されている『豊胸用シリコンバッグ(マンマインプラント)挿入』での豊胸手術をおすすめしています。
挿入する豊胸用シリコンバッグは、アメリカFDAで認可された安全性の高いMotivaおよびNatrelleを患者様に応じて使用しています。プロテーゼの挿入経路は、脇の下、乳房下縁から行われます。これらの切開から乳腺の直下、あるいは大胸筋の下に作られたスペースの中にプロテーゼを挿入します。
乳房増大を目的とした脂肪注入は当院ではおこないません
これは注入された脂肪の周囲に石灰沈着が生ずるためです。そして将来乳ガン検診時にこの石灰化が見誤られる可能性があるためです。
今のところレントゲン線上、乳ガンによる石灰化と脂肪注入による石灰化を見分けることは確率していないのです。アメリカのNational Academy in Science(国立科学アカデミー)の医学研究所の最近の報告では、シリコンプロテーゼを挿入したことによって、乳癌や特別な結合織の病気になる確率が増大することはないとの報告がなされています。
脂肪は血管やリンパ管が通った組織であり、脂肪細胞だけで正常な機能を維持し生きていくことはできません。
脂肪注入によって脂肪細胞を移植
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脂肪細胞周囲に血管などの組織が新たに作られて、正常な組織として定着
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移植の際に一部分に大量に脂肪注入すると、注入された脂肪細胞の塊の表面部分のみに血管が形成 (内部の脂肪細胞は、血管形成が間に合わずに壊死)
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壊死した脂肪の大部分は吸収されますが、一部は固い「しこり」となります。
施術の流れ
カウンセリング | 患者様のご希望を伺った上で、全体のバランスなどを診察していきます。現在、豊胸手術は入院設備を持たないクリニックで日帰り手術が主流ですが、当院では術後経過や感染・合併症防止のため、入院をおすすめしています。 |
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麻酔 | 挿入経路によって選択される麻酔は異なりますが、局所麻酔のみは少し辛いので、通常全身麻酔下でおこなっています。 |
施術 | 痛みや不安を最小限に抑えるために、高度な技術で極力傷跡が目立たない術式で施術をおこないます。 |
注意事項
- 術後初めのうちは痛みや不快感がありますが、1週間程度でおさまります。
- およそ3ヶ月から4ヶ月は激しい運動はさけてください。
●人工乳腺バッグ(マンマインプラント)除去
乳房増大術を受けられる方は、一大決心をしていらっしゃると思いますので、当院では術後の仕上りはもちろん、精神的な負担についても配慮を忘れないようにしています。 術後、見た目や感触に違和感があったり、乳がん検診に行けないなどといった場合、バッグの除去をすることが可能です。
一般的にバッグ除去方法には3通りのアプローチ方法があります。
- 乳房下縁(アンダーバスト)
- 脇の下
- 乳輪下縁
切開部位については、現在のバッグの破損状態、カプセル拘縮、石灰化の有無などを把握し、決定します。基本的に当院では乳腺下縁下(アンダーバスト)からのアプローチが第一選択となります。