施術案内 〜鼻の手術〜

ホクロであれシミであれムダ毛であれニキビの痕であれ、手術のキズ痕であれ、また、入れ墨や赤かったり黒かったりするあざまで、不要なものを取り去ってしまう手術や施術の集合体としてこの項目を設けました。内容は小切開手術からレーザー治療まで、広範なものが含まれます。ここでは代表的なものについて説明しておきます。

ホクロ取り

鼻の手術目的はあなたの顔の構造や雰囲気に、望ましい鼻を適合させることです。
良い鼻の形容詞は少ないのに、"ブタ鼻・ワシ鼻・曲がり鼻"など、悪い形容詞は多々あって、小さい部分は大きくあるいは高くし、大きすぎたり高すぎたりするものは低く、骨や軟骨を切除したり補ったりして鼻の形を顔にあわせ、あなたが気にしなくてもすむように整えていきます。
あくまでもご自分の組織を用いて修正することが原則ですが、必要であればシリコンなどの移植も考えます。この点は術前のご相談の時に詳しくお話します。
ただし、昔と違い今の日本人の鼻はよく発達しているので、鼻の手術といったらシリコンプロテーゼを鼻背全体に挿入する隆鼻術と思う必要は少なくなっています。もしかするとシリコンプロテーゼでできる鼻はあまりにストレートで不自然と、皆様は気付かれているのでしょう。
手術は、例外を除けば鼻の中から行いますから術後の傷の心配はないでしょう。
手術後1週間〜最長2週間鼻にギプスあるいはテーピングをします。手術後3〜4日目までは瞼にかなり腫れや内出血が残りますが、10日もあれば多くの例で普通の生活ができるようになります。その後、人目には分からない程度の少々の腫れが鼻に残り、本当に落ち着くには数ヶ月を要します。また、あなたがあなたの新しい鼻になじんでいくのにはそれなりの時間が要ります。

  • 鼻の突出度

あなたの鼻を分析するひとつの方法に鼻の突出度があります。ここではまず鼻以外の顔が整っている例をもとに、鼻の突出度について考えてみます。突出度が20度30度40度のものを示しました。このように見てみるとおそらく20度では低すぎる、40度では高すぎると思われるでしょうから、突出度は30度程度の鼻が顔と調和していることがわかると思います。
突出度には男女差があります。この基本的な30度〜35度あたりの角度の範囲にあっては、大きい方が女性的、小さい方が男性的に見えるとされています。
これは、男性の鼻の根もと(鼻根点)が、女性にくらべてやや高いためです。

  • 鼻背形態

鼻背(鼻筋)の形態について考えてみましょう。鼻の突出度が30度で、鼻背の形態が直線的なものをA、上に凸の状態のものをB、陥凹しているものをCの3タイプに分けて示しました。
こうしてみるとそれぞれの鼻の特徴がよくわかります。Aはストレート型、Bはワシ鼻と言われるひとつの変形で、程度にもよりますが修正されるべき鼻の形態とされています。Cは鞍鼻と表現される形でやはり修正の対象になります。
このように見てくるとおおよそ一応望まれる鼻背形態は、ストレートでさらに厳密に考えれば鼻尖部と鼻背部の境にわずかな陥凹部分をもっている鼻背形態が、望まれる鼻背形態であることがお解りいただけると思います。なお、Dはギリシャ鼻と呼ばれる形です。

  • 長い鼻・短い鼻

鼻の長さは眉間から鼻尖までの距離でこれも鼻の長さを語る上で大切な要素です。この長さのことを"鼻背長"と表現しています。そして「鼻が長い・短い」という場合、これは何に対して長いのか、あるいは短いかを表現しているはずです。
この時無意識に鼻の垂直方向の長さ(解剖学的には鼻高)に対して、鼻背長の長さで鼻の長さを表現し、ここでもお解りいただけるように極端に長かったり短かったりする鼻を誰も望まないものだと思います。