施術案内 〜顔のしわのお悩み〜

どうしても避けられない重力や遺伝子の関係、さらには紫外線やアルコールの摂取・喫煙などから、顔はフレッシュさを失い老けていきます。若返りのための施術には、小ジワなど皮膚に対する処置も大切ですが、その中核となる手術はフェイスリフト手術です。ご希望に合わせていろいろな方法が組み合わされ、あなたの治療が計画されていきます。

瞼のシワ取り

概念 上瞼の加齢現象には、瞼が重くなってきた、二重が狭くなってきた、眼が三角に見える、上瞼がくぼんでしまったなど様々なものがあります。これらのことを解決し、若々しい目元を取り戻す手術が上眼瞼除皺術です。訴えが様々というのは、その原因がいくつかあるからに他なりません。それぞれの症状に応じて、眉毛下皮膚切除術、眼瞼部皮膚切除術、挙筋腱膜前転術などを選択していきます。それぞれの手術は通常局所麻酔下に行われます。

  • 1.眉毛下皮膚切除術

眉のラインに沿って、眉毛の下で皮膚の切除を行います。重瞼線に手を加えないため、目元の印象が本来の自然な形に再現されるのが利点です。術後1週間で抜糸を行い、その後は眉墨で傷跡を隠す事が可能です。術後の腫れが少ないことも利点に挙げられます。

  • 2.眼瞼部皮膚切除術

重瞼線に準じた場所で、余分な皮膚を切除する方法です。新たな位置に重瞼線を作成することも出来るので、目元の印象を変えたい方にも最適です。術後の傷跡は重瞼線に一致するので、次第に目立たなくなってきます。術後1週間で抜糸を行い、その後はお化粧が可能になります。腫れは2週間程度をお考え下さい。手術後は、余分な皮膚が取り除かれたため、瞼の重みが改善され、視野が広くなった、目が開けやすくなった、目元が明るくなったという印象をお持ちになるでしょう。この手術は次に説明する挙筋腱膜前転術も同時に行なうことが出来ます。

  • 3.挙筋腱膜前転術(眼瞼下垂症手術)

瞼が開けずらい、おでこにしわが目立つといった方は、眼瞼下垂症を伴っている可能性があります。眼瞼下垂とは瞼を持ち上げる筋肉が伸びてしまった状態のことです。コンタクトレンズを長期装用している方や、目を良くこする癖がある方などによく起こることがあります。
このような場合には、上で述べた眼瞼部皮膚切除を行いながら、同時に眼瞼下垂の手術を行います。瞼を持ち上げる筋肉は眼瞼挙筋といい、その筋肉と瞼板の接続部を挙筋腱膜といいます。この挙筋腱膜が伸びてしまったことにより、瞼を持ち上げようとしても力が上手く伝わらず、目が開き難くなっているのです。 眼瞼部の余分な皮膚を切除した後、挙筋腱膜を確認し、前方に引き出して瞼板に固定します。つまり伸びきったゴムを縮めるような感じです。この手術操作により、瞼が十分に開く様になります。
後は眼瞼部皮膚切除術に準じ、皮膚の縫合を行います。ダウンタイムは眼瞼部皮膚切除術と同じです。瞼の上が窪んでしまっている方も、この方法で改善できることがあります。ただ、それでも不十分な場合には脂肪注入術が必要になります。

  • 4.脂肪注入術

瞼の上の部分が窪んでしまっている方の場合、まず上記で述べた、挙筋腱膜前転術で改善できないか検討します。それでも改善しない方や、挙筋腱膜前転術の適応でない方には、脂肪注入術が適応となります。腹部や大腿部などから、脂肪を吸引し、その脂肪を精製した後、窪んだ部分に注入します。あまり入れ過ぎるとシコリになるなどのトラブルの原因になりますので、控えめに入れるようにします。
当院では、脂肪の採取に当たってLipi Vage TMを採用しております。これは脂肪の採取と精製を同時に行なうことができる優れたもので、採取した脂肪を注射器から一度も外気に触れることなく、目的部位に注入する事ができます。ガーゼなどで濾したりする方法に比べガーゼの繊維の混入なども避ける事がで来ます。