施術案内 〜輪郭形成術〜

どうしても避けられない重力や遺伝子の関係、さらには紫外線やアルコールの摂取・喫煙などから、顔はフレッシュさを失い老けていきます。若返りのための施術には、小ジワなど皮膚に対する処置も大切ですが、その中核となる手術はフェイスリフト手術です。ご希望に合わせていろいろな方法が組み合わされ、あなたの治療が計画されていきます。

小顔形成術

顔を小さくしたいといった場合、通常は頬骨、エラ、オトガイを小さくというのが一般的ですし、これ以上小さくというのは不可能です。ただこれらの手法を組み合わせて顔を小さくしたとしても、オトガイを小さくしすぎたために二重アゴになったとか、エラの部分の張りがなくなり輪郭がぼやけてしまった、思ったほど小さくならなかったなどのご不満を訴える方がいらっしゃいます。確かにこれらの骨を削ったりして骨を小さくすれば、骨としては小さくなるかもしれませんが、神様が創った自然の造形美というものが破壊されて、逆に不自然に見えることがあります。
このようにならないために、究極の小顔形成術があります。それはルフォーT型骨切り術と下顎矢状分割骨切り術による顔面下半分の小顔形成術です。この手術は非常に高度な技術を必要とするためあまり一般的ではありませんが、顔面下半分の小顔を作るための究極の手術です。
手術はまず上顎を鼻の下の高さのところで水平に骨切りします。そうすることにより上顎骨全体を自由に移動することができるのです。上顎を後方に下げればその分顔は小さくなりますし、同時に骨切除を行うことにより顔全体の長さを短くすることも出来ます。そして移動した上顎に合わせて下顎を移動する手術が下顎矢状分割骨切り術です。
この二つの手術を行うことにより顔面下半分をある程度自由に移動することができますので、顔が長い人、顔面下半分が大きい人、ガミースマイル(笑うと歯茎が見える)の人、など様々な人に対応することができます。
ルフォーT型骨切り術で上顎の短縮を行い、下顎の手術は行わないという方法がありますが、これではダメです。下顎骨は顎関節を支点として回転しますので、上顎が短くなるとそれに合わせて下顎は咬む方向に回転します。そうすると顎関節を支点としているため、下顎骨は前方に移動します。そこに上顎骨を合わせなければならないので、上顎骨も前方に移動することになってしまいます。こうなると、顔面下半分は短くはなりますが、前方に出てしまうため顔は小さくはなりません。
また上顎骨が前方に移動するため小鼻が前方に押され、小鼻が横に広がってしまいます。これがルフォーT型骨切り術があまり良い結果がないと時々言われる原因です。ルフォーT型骨切り術が悪いのではありません、手術計画に問題があるのです。上顎を短くするのであれば必ず下顎骨も骨切りし、後方に下げなければなりません。こうすれば顔を短くすると同時に顔面下半分を小さく見せることができるのです。また上顎を前方には移動しないので、小鼻が横に広がることもありません。
顔を短く見せるためにオトガイを短くする中抜きという方法は一般的な方法ですが、実際にはオトガイが長い方は意外に少ないものです。実際には中顔面といって上顎骨が長いにもかかわらず、中顔面を短くするのは難しいので、オトガイを短くしているのです。これでは顔全体のバランスを崩してしまいますし、二重アゴの原因にもなってしまいます。
顔を短く小さく見せるには、このルフォーT型骨切り術と下顎矢状分割骨切り術が究極の手術です。ただあまりに手術が難しすぎて、この手術が出来る医者がいないのが現実です。私は警察病院時代からこの手術を多く手がけており、美容外科手術に応用してまいりました。
顔を小さくしたいとお考えの方は、一度この手術をご検討いただきたいと思います。エラやオトガイの手術をした後ではこの手術を行うのが困難です。